「ゆれる」

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今日は、これ。

オダジョー大好き。
あー、かっこいいわあ♪

って、はあとマーク付で感想を言うことができない映画だった。。


なんていうか。
法廷の場での、壮大な兄弟喧嘩? (笑)


結局、事実がなんなのか、いまいちよく分からない。
ナゾ。

でも、二人の兄弟にとって、事実はどうでもいいらしい。

(彼女のお母さんにとっては、とんでもない話だが。)



事実よりも、真実が大事なのよ。


この映画の感想ではないのだが、昔、何かの本かマンガかドラマか映画で、

事実は一つだけど、
真実は、人の数だけある。

っていう、言葉に出会いました。


それを実感した映画っていうか。


そもそも、人の感情は常に一定の方向を向いているわけではない。
日々、いろんな刺激を受けて、昨日はあっちに行きかけていたのに、
今日の出来事によって、こっちに戻ってくることもある。

そんな、とても微妙で繊細で複雑な感情の入り乱れる映画でした。

さらに、そんな感情がすべて明らかになってはいないので、
観客側で、いろんな受け取り方が出来るみたい。

ある意味、消化不良ともいうが(笑)


監督さんが、女性の若い方だと言うことで、ある意味注目を浴びている映画です。

ま、その事は別として、

非常に丁寧に撮られている映画でした。

本がとてもよく書けていて、
丁寧に作り込んであって、
質の高い映画っていうか、そういう満足度は高い映画だった、ように思う。

これって原作はあるのかな?
監督のオリジナル?
まだパンフを読んでないので、詳しい話はなんとも・・・。


しっかし、突っ込むべき点が一つ。

親子二代とも、兄弟喧嘩ですか。。。
親の代は長男が弁護士になっちゃってるしね。