「THE DEPARTED」

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ディパーテッド(この世を去りし人々。つまり死者。)
       (また、(本筋などから)「外れた者」 という意味もある。)

引用は、プログラムより。以下も同。


渋谷の映画館では、「インファナル・アフェア」のプログラムも売っていました(笑)



私は、香港映画はあまり詳しくないのだけれど。
インファナル・アフェア」は、知人からDVDを借りて見て、
すっかり魅了されてしまいました。

そして、この度のハリウッド・リメイク。

リメイク権の争奪を巡って、華やかな情報が飛び交いましたが、
それも納得の「インファナル・アフェア」でした。



なので、映画館でこの映画を見ていても、どーしても、アンディ・ラウ
トニー・レオンの残像がちらついてしまって・・・

途中からは、気持ちを切り替えてこの映画に集中したけど、
ちょっと損したかも。。。


監督さんも言ってますが、
「まったく別の作品として」楽しむべきものですね。

タイトルも違いますし。

当然、テーマも違っていたしね。(と、私には感じました。)


ボストンでのアイルランド系ギャングの事とか、
マフィアって、イタリア系以外にもあったんだぁ・・・

って、そんな事で驚いて。(無知ですみません。)



相変わらず、暴力と、性描写が激しいんですけど、

マット・デイモン曰く
「ああいう連中にとっては、バイオレンスとセックスが重要だから」

そーなのか。そーだったのか・・・。
それにしても、ちょっと下品すぎたような気もするけど、
きっと映画用に、ソフトになってるんでしょうね。
実際は、映画よりももっとバイオレンスで、もっとお下劣なんだろうな・・・・・。
(私には無理だわ、そんな世界・・・。)


インファナル・アフェア」も「ディパーテッド」も、
マフィアに潜入する方(ディカプリオね。)に感情移入して見てしまいました。

なので、「インファ―」の結末には、なんともいえない憔悴感に包まれました。


「ディパ―」の結末は・・・・・・。
うーん、なんか、最後に二人が屋上で会ってから、急展開すぎじゃないですか?
今、明かされる衝撃の事実!!
実は俺もなんだよーん!!!  実は俺も!! バキューン!!
やっぱ、お前は許せない!!  バキューン!!

って、なんか、都合よく、銃うちすぎ!!  殺しすぎ!!


途中までは、監督独特のテンポと世界観で、眠くなるような展開なのに、
最後の最後は、なに!??


女医さんの行動もいまいち理解できないし。。。


「ギャング・オブ・ニューヨーク」も、「アビエーター」も、
眠くなったのよね。寝なかったけど。

お金かけて、丁寧に作って、いい映画だとは思うけど、
私のツボには、はまらないみたい(笑)

この二つとも、「レオナルド・ディカプリオ」&「マーティン・スコセッシ」。
ディカプリオが見たくて、観に行ったのだったわ。

きっと、スコセッシが私には合わないのだわ。


この映画が私に合わない最大の理由は、脚本の悪さだけど!!


ディカプリオの演技力がますます良くなってて、そこは良かった☆