「NANA2」

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「NANA」が公開された、2005年夏。

私の中での漫画「NANA」の盛り上がりは最高潮でした。

当然、映画化に興奮して見に行き、その出来に大満足したのでした。

漫画の実写化ってのは、どうしても、原作のままにはいきませんが、
NANAに関しては、出来るだけ原作どおりに!!っていう、
スタッフやキャストの意気込みが感じられて、

そりゃ、少しは納得できない部分もあったけど、大満足でした。


時は流れて。


今現在、漫画の連載が、とてもツライ展開になってきていて、
読み続けるのもイタイ感じで、
かつ、私の中のNANA熱も冷め気味だったのですが、

映画を見ているうちに、また盛り上がってしまいました(笑)


だって、シンちゃんが、ちゃんと子供で、かつ、ビジュアルがとても美しいんだもん!!!(太字で!)


中島美嘉は、まるでナナが降りてきているかのようで、感動しました。

レンは、まだ前の役者さんの方がよかったかな・・・。
それも、ベストな配役とは思ってないけど。

ノブは、やっぱりイマイチだった。。。

ハチは、ある意味、どこにでもいる普通の女の子だから、
メイクと髪型と服装と言葉遣いで、誰でも演じる事ができるんだなぁ・・・・と。
市川さんも、ちゃんとハチに見えました。すごいなと思いました。



原作での、タクミの嫌なヤツな部分がカットされていたり、
シンちゃんのとんでもない行動なんて、少しも出てこないけど、
映画化にあたって、原作をうまくまとめたなぁ・・すごいなぁ・・・って、
感心しちゃいました。


欲を言えば、淳ちゃんと京助の出番がもっと欲しかったし、
ナナがテレビカメラに向かって「見てなよハチ公、あんたの望みは・・」のシーンは、
原作どおりにしてほしかったなー。。。



「NANA」を見たから、「2」も見とくか。これで完結だって言ってるし。

って、惰性で見に行った映画だったんですけど、
思いがけずしっかりした作りになっていて、いい映画だったなー。。
と、しみじみ思いました。